悲劇が喜劇に転じる時

悲劇だ悲劇だと愚痴をはく前に自分にとって最良を尽くせたかどうかによって、その『悲劇』という言葉の響きにも差が出てくるわけであって、狼少年よろしく『わーオレって悲劇の主人公!』みたいなコト連呼してる輩には本当の悲劇は未だ訪れていないのであって、仕舞いに究極的な災難が降りかかったときには、『悲劇』を悲劇として認識できなくなっていて、結局悲劇的なことを感じていないという喜劇が訪れるのだ。…何だ、良いコトじゃないかと感じだした最近。何か辛いこと・しんどいことがあったときは、その程度に因らずとりあえず『悲劇だ』『しんどい』『ウツダシノウ』と言ってみたら良いです。言うだけですっきりするなら、ストレス溜まらないのでマシ。連呼しすぎは嫌われるモトなので、独り言推奨。人間に与えられたもので自己昇華ほど極上の技術はないです、ホント。