実家に帰ってきている上で某氏と会った乾燥な感想

恋愛関係のエトセトラ。
女性が論理を感情で覆ってしまうのに対して、男性が感情を論理で覆ってしまうとかいう正反対具合。女性の場合「私は嫌なの!」「どうしてわかってくれないの!」と一見ヒステリックに叫んでいるけれど、その叫び方を一つ一つ紐解いていくと、その根本には非常に論理的かつ合理的な理由があったりする。ところが男性の場合、主観的な『嫌なこと』が論理によって構築されている場合が多いから性質が悪い。悲しいけど、大抵の場合こういうことなのよね。
女性の感情を一つずつ明かしていけば、結局のところ「私が嫌なのは、こういう理由だからなの!」ということがスッキリわかってしまうというハッピーエンドに落ち着くわけ。でも男性の場合、論理を突き崩して行った結果、「おれはこういう大層なこと言ってるけれど、詰まる所俺が嫌だからこういう論理でモノを言ってるんだ」ということがわかるだけなので、脱力具合も半端でないと思うのですよ。ちなみに私は男性のソレも少々経験したことがある(ヘンな意味じゃないけど)ので、あの『じゃ、結局どうしたらお前は納得するんだよ!!!』という投げやり感もよーくわかる。論理で突き崩しても、続いて幻想にまみれた一般論を持ち出してくるから、もうこっちとしては打つ手はないよね。
敢えて対抗したいなら『そんなにくだらない理由を連呼するなら、別れましょ』と冷静に一言進呈するだけで良いと思うのです。
あと、「女性はこうだ、男性はこうだ」という一般論ほど当てにならないものなのに、聞いた瞬間「ああ、そうだよね」とか「なるほどー」とか納得してるのは、イケてないにもほどがあると思うのです。何事も程々に聞いておかなきゃいけませんよ。あとやり取りが泥沼に陥っちゃうのは、結局二人の間で意思疎通が上手くいってないからだけなんで、もう少しよう話し合ってみたまえ。