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昨日、「授業で心理学研究に役立つツールを紹介してくれましたけど、その具体的な使い方を教えてください」と非常勤先の一部の学生さんに頼まれまして、講義Extraと称して行ってまいりました。取り扱ったのは、Google Document(主にフォーム)の使い方と、Rの超初心者入門。こちらとしても、その2つの使い方を目下の人たちに教えるとすればどんな感じが良いのかと考えていたこともあり、とりあえず教えるデモンストレーションみたいな感覚で気楽に(そこ、『あんたはいつも気が抜けてるでしょ』とか言わない)。
学生さんを見ていて気付いた点をいくつか。
1. とりあえず使ってみるという姿勢で大丈夫そう
2. データを直接いじくってそれに対する結果が返ってくると、やっぱり作業は面白いらしい
いずれの場合もやる気のある人たちが集まったからとも考えられるけど、さっそくGoogle Documentでサークル内で実施するアンケートっぽいのを作成してたりして、楽しんでもらえた様子。特に私的にはPCにそれほど馴染みのない臨床系2回生があそこまでRを積極的に弄ってやろうという気になるとは思わなかったのです。ちなみに一番面白がってたっぽかったのが、クリップボードからのデータフレームの読み込みとsummary関数使ってのデータの要約。
是非とも今後もやる気を継続させて学習していってもらいたいのですが、ただしこちらの反省点としても
1. PC超初心者には今回のような教え方は向かない、とりあえず情報系の授業と連携して最低限の操作(例:コピー&ペースト)はしっかり習得させるようにしときたい。
2. どちらも基本「もっとやりたかったら後は自分で調べてね♪」的丸投げで終了。いや、どちらも完全に教えるのは無理だろうけどさ。一応来年度もご縁があるので、「聞きたいことがあったらいつでも聞いてね」と言って閉めておいたけれど。可能なら、せめてRぐらいは継続して教える場があれば良いなあと。こちらの勉強にもなるし、かなり中途半端な解説で終わったし。統計の説明もできれば一石二鳥だよね的な。
あとどうでも良い与太話交えつつ講義をしてたので、「あの人はやっぱり終始やさぐれている」的な噂が立ったら嫌でございますね、と。