認知的負荷は悲劇か喜劇か

 視覚探索課題。
 被験者に強烈な認知的負荷を与える心理学実験(検査じゃないよ、念のため)。ワーキングメモリ系の実験並に被験者を拘束するぞ、これは。
 えーっと、院生さんに頼まれて、文学部の修士さんの実験被験者やって参りました。24×32の合計768試行、真っ暗な部屋の中で1時間ディスプレイ見っぱなし。お礼のお菓子は200円ほど。死にかけた。
 思うに心理学実験はシンプルな計画で明らかな結果を出すのがポイントじゃないかと思う。だが、そのシンプルさ故に単調な作業が繰り返され、知らない間に被験者を縛り付けてしまう可能性があるとは、悲劇なんじゃないかと思う…。

 とりあえず、タダイマ私が計画してる実験は、1時間もかからないです、気軽に被験者お願いします、ごいんごいん。