アレな人たちそのに

「俺が本当にやりたいことは○○なんだ!」……というセリフに対して抱く感情というのは、当然のことながら二つあると思うんですよ。基本的にはそういうことを“宣言”してくれるというんですから、○○に向かって努力を重ねているんだろうなぁ、頑張って欲しいなぁ、ということで純粋に凄い・偉い・格好良いと思えるわけなんですが。
それがただ単純に、現状に対する不満とかストレスとか努力しなければならない状況からの逃避手段として宣言したとかいうのであれば、単なるバカだろと思うしかないわけですよ、うん。それも、似たような“宣言”をこれまでにも何度も繰り返しているという履歴もちの人であれば、『ああ、あいつまた同じようなこと言ってるわ、いい加減現実見据えて落ち着いたら良いんとちゃうの?』と呆れとも憐憫ともつかない混沌とした情を抱くことになってしまうわけで。なんて言いますか、「オレって凄いだろ、どう思うよ?」という反応を求める態度でこられても、他人のやることなんですから、当然「ああそうなんだ」ということしか言えないわけですよ。それとも本音全開で口撃してもよろしいってことなんですか、これは?
一つ付け加えさせていただくなら、○○という資格を取るのは、君が思ってるほど簡単なものじゃないってことでよろしくお願いします。それがらみの部局出身者としては、非常に複雑な心境なんです。
まぁ、そんなお話もあるかもしれないですよね、あくまでも仮定の話として、うん、きっと。なまじ旧知の人がらみだったとしたら、もっと悲劇的だと思うんですよね、こういうお話は、うん、ひょっとしたら。